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ビタミンKの働きとは!?
ビタミンKには二つの大事な役目があります。
一つは、必要に応じて血液を擬固させたり、逆に擬固を防ぐ役目です。具体的に言うと、出血した場合に血が止まる役目の助けをしたり、血管内や血栓での血液の擬固を防ぐ役目をします。
つまり、ビタミンKをしっかり摂取すれば、出血を伴う病気の緩和に役立ちます。
もう一つの役目は、カルシウムの代謝を助けることです。
ビタミンKが不足すると骨に十分なカルシウムが取り込まれませんから、骨がもろくなってしまいます。
ビタミンKをとり続ければ、骨粗鬆症などを予防することになります。
大人の場合ほとんど腸内細菌でビタミンKの1日の目安量を合成しますから、特に欠乏症を心配する必要がないのですが、長期に抗生物質を飲んでいる人は腸内細菌からの供給は期待できませんから注意が必要です。そして、新生児や乳児は腸内細菌が発達していませんので補う必要があります。
過剰症は特に心配はないと思われますが、通常の50倍程摂取したときは貧血や血圧低下などがおこるようです。 |
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ビタミンKを多く含む食材は?
ビタミンKを多く含んでいる食品としては、納豆・あしたば・つるむらさき・かぶ・おかひじき、などです。
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◇ビタミンの働き
ビタミンの働きとしては、三大栄養素と呼ばれる糖質・タンパク質・脂質が十分に力を発揮できるように潤滑油としての役目です。 ビタミンには13種類があります。 大別すると、水に溶けやすい「水溶性ビタミン」と油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」とに分かれます。 水溶性ビタミンは水に溶けやすく熱に不安定ですから、過剰な水洗いや長時間の過熱を避ける必要があり、脂溶性ビタミンととれば体内に吸収されやすくなります。 |
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