HOME>食品成分の消化と吸収
食品成分の代謝について!!
代謝 とは
食べた食品は成分は消化されます。
消化には2段階あり、歯で噛み砕かれた物理的消化と胃などから分泌される消化酵素で消化される科学的消化です。
食品成分は栄養活動により人体にとり、必要な成分に変わります。
そしてこの一連の仕組みを「代謝」といいます。 |
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◆糖質の代謝(エネルギー生産の仕組み)
ブドウ糖は肝臓でグリコーゲンになり肝臓に蓄えられたり、血糖になったりして、余りは内臓脂肪や皮下脂肪として蓄えられます。又、エネルギー源になったり、筋肉グリコーゲンとしても蓄えられます。
運動でエネルギーが必要になると、ブドウ糖はピルビン酸という物質になりその過程でエネルギーが少量発生します。
ピルビン酸はアセチルCoAという物質になり、オキザロ酢酸という物質に結合されクエン酸に変わります。
クエン酸は酸素を消費しながら、2酸化炭素と水に分解され、その過程で大量のエネルギーが放出されます。
◆脂質の代謝
小腸から吸収されたモノグリセリドと脂肪酸は中性脂肪に戻ります。そしてコレステロールなどと結合してリポタンパク質になります。
リポタンパク質は4種類あり、中性脂肪やコレステロールを運んだり、よけいなコレステロールを肝臓まで回収します。
肝臓でもリポタンパク質が合成され血液で体内の各組織に運ばれます。肝臓から出るときはリポタンパク質の多くを中性脂肪で占められます。
中性脂肪は体脂肪として蓄えられたりエネルギーにも使われます。
◆タンパク質の代謝
肝臓に送られたアミノ酸の一部はタンパク質に合成され肝臓に蓄えられます。
他のアミノ酸は各組織に送られ、また新たにタンパク質が作られます。
常に古いタンパク質が各組織で分解されて新しいタンパク質と入れ替わります。タンパク質はアミノ酸に分解され、多くは又肝臓で新たなタンパク質に生まれ変わります。
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