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米の栄養成分と食べ方のアドバイス!
米は大別するとうるち米ともち米に分かれます。
そしてうるち米を精製ことにより、その精製度合いで「玄米」「胚芽精米」「精白米」「半つき米」などにさらに分かれます。
このように精米度合いで呼び名は違いますし、その栄養成分にも違いはあるのですが、いずれも主成分としては糖質です。
一番栄養価が高いのは、もみから籾殻のみを取り除いた玄米です。しかし難点もあり、精白米に比べたとき消化が悪いのです。
胚芽精米は玄米からぬかをとり胚芽を残したものですが、これは玄米に比べれば多少栄養価は落ちますが、精米に比べればビタミンやミネラル、食物繊維は豊富です。
米を選ぶ時のポイントとしては、粒ぞろいが良く、ふっくらしているものがよいでしょう。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
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◆ワンポイントアドバイス
・食べると良い時期(旬)
秋
・理想的な保存期間の目安(賞味期限)
1ヶ月 |
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米の効能とは!
米の糖質は、脳のエネルギー源になります。
さらに、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1も豊富に含みますので、脳の働きを良くするためには効果的ですし、疲労回復や精神安定にも有効です。
米には「ホスファチジルコリン」という物質が含まれますが、これは神経伝達物質である「アセルチルコリン」を増やしますので記憶力低下を予防や老人性のボケを防ぐ働きがあります。
他にも、食物繊維同様の働きがある成分により大腸がんの予防や便秘解消にも有効です。
消化の面で難があるとされる玄米ですが、これは数時間水につけたり、時間をかけて炊いたり、又良くかんで食べるようにすれば消化もよくなると思います。
なぜ玄米をそれほどまでにして食べるとするべきはその栄養素です。
精白米と比較して見ると、ビタミンB2や鉄、リン、脂質などは2倍から2倍以上、ビタミンB1はやEは、食物繊維はなんと約4倍〜5倍、とすごい違いです。
特に豊富に含まれる食物繊維は腸から吸収されるコレステロールを抑制しますので、動脈硬化や糖尿病、高血圧などといった生活習慣病に有効です。
そして、玄米を発芽させた「発芽玄米」は、玄米より栄養価がアップしていますし、脳の血流を良くし認知症を防ぐといわれる成分も含んでいます。
さらに玄米と白米の中間みたいな胚芽精米には、リノール酸が含まれます。
これは、血中のコレステロール値を下げてくれますし、ビタミンEとタッグを組みがんや老化のを防いでくれます。 |
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