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小麦の栄養成分と食べ方のアドバイス!
小麦は粒の硬さにより「軟質」「中間質」「硬質」と種類が分けられます。
これらの大部分は製粉されて、「小麦粉」として麺類やパンなどの原料になり世界中で利用されています。
小麦粉にも種類が有ります。
これは、タンパク質の含有量とグルテンの性質により「薄力粉」「中力粉」「強力粉」に分類されます。
小麦の主成分は炭水化物で、100g中の約70%を占めます。
他は。タンパク質が100g中約10g、脂質が約3,5g、カルシウム約23mg、鉄も約3mgと米に比べれば多く含まれていますし、ビタミンや食物繊維もしっかり含まれています。
特に胚芽や皮の部分は栄養価が高く、食物繊維やミネラルが豊富に含まれます。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
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◆ワンポイントアドバイス
・食べると良い時期(旬)
周年
・理想的な保存期間の目安(賞味期限)
薄力粉未開封のもの1年 |
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小麦の効能とは!
小麦には糖質や糖質の代謝を促すビタミンB1が豊富に含まれています。
これは、神経を安定させる作用や、脳の働きを良くする作用、胃腸の機能を活発にする働きもあります。
皮や胚芽に豊富に含まれる食物繊維には、コレステロールの低減作用、便秘解消効果などで生活習慣病やガンを予防します。
さらにビタミン類では、ビタミンB群が疲労回復効果、ビタミンEはガンや老化の予防、血液サラサラによる動脈硬化の予防や高血圧の予防に有効です。
他にも、鉄やカルシウムによる効能があります。
これらの効能がある胚芽や皮をとる場合は、「全粒粉」を使いましょう。
これは小麦をそのままひいたものです。
「全粒粉」は酸化しやすいので冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。
選ぶときは製造日の新しいものを求めるのは言うまでもありません。
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