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◇ミネラルとは!
ミネラルは骨や歯の構成成分として重要ですし、有機物と結合して体の組織をつくるのに必要不可欠な栄養素です。さらにミネラルは、体の調節機能に働き、体の潤滑油としても重要な役割を持ちます。 ミネラルは体内で合成できませんので、食物から摂取しなければなりません。 もし、摂取量が不足するようなことになれば欠乏症が起きて様々な病気の引き金にもなってしまいます。 ミネラルは、他のミネラルとのバランスが重要です。 特定のミネラルのみを摂取するとかえって害になりますので注意が必要です。 |
カルシウムを多く含む食材は?
カルシウムを多く含んでいる食品とは?
・田作り(ごまめ)・干しえび・どじょう・わかさぎ・エメンタールチーズ・・・など
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カルシウムの働きとは!?
カルシウムは人体の2%前後をしめています。
その99%が骨や歯の成分で「貯蔵カルシウム」と呼ばれ、残りは筋肉などにあり「機能カルシウム」と呼ばれます。貯蔵カルシウムは強い骨を作り、機能カルシウムは人体の生命の維持に必要な役割を果たします。
カルシウムを貯蔵できるのは35歳前後と言われます。そして骨密度のピークは20歳位と言われますから、それゆえ若い頃からカルシウムをとる必要があります。
カルシウムの不足が慢性的に続くと骨粗鬆症の原因になるといわれます。成長期では歯の質も悪くなり、あごの骨の発育にも影響をおよびます。筋肉のや血行にも支障をきたし、高血圧や動脈硬化をもおこしかねません。さらに、神経伝達の面でも影響がありますから、不足した場合結果としてイライラがでたり怒りっぽくなったりします。
カルシウムの吸収は、リンやマグネシウムを1対1対0,5の割合で摂取すると良いとされます。
しかし近年の食事ではリンが多く含まれそれがカルシウムの吸収を妨げています。
さらにビタミンDもカルシウムの吸収に重要な役目を果たしますので、できるだけ摂取したほうが良いでしょう。 |
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