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◇ミネラルとは!
ミネラルは骨や歯の構成成分として重要ですし、有機物と結合して体の組織をつくるのに必要不可欠な栄養素です。さらにミネラルは、体の調節機能に働き、体の潤滑油としても重要な役割を持ちます。 ミネラルは体内で合成できませんので、食物から摂取しなければなりません。 もし、摂取量が不足するようなことになれば欠乏症が起きて様々な病気の引き金にもなってしまいます。 ミネラルは、他のミネラルとのバランスが重要です。 特定のミネラルのみを摂取するとかえって害になりますので注意が必要です。 |
リンを多く含む食材は?
リンを多く含んでいる食品とは?
・田作り(ごまめ)・きびなご・するめ・小麦胚芽・うるめいわし・・・など
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リンの働きとは!?
リンはカルシウムの次に体内に多く含まれ、体重の約1%位あります。その量の80%程度がカルシウムと結合して骨や歯の主成分になります。
しかし、リンを多くとった場合逆にカルシウムの吸収率は低下します。最近ではリンが加工食品などの添加物に多く含まれていますので注意が必要です。リンとカルシウムの摂取量は1対1が理想ですから、リンの過剰摂取は逆にカルシウム不足を招きます。
リンは不足した場合、骨軟化症や発育不全を起こし新陳代謝が低下し筋肉が弱り疲労感が出てきます。
場合によっては、てんかんを引き起こすことにもなってしまいます。
逆に過剰摂取したときは、カルシウムの吸収に影響を与えるだけではなく、副甲状腺機能の亢進や骨代謝障害が懸念されます。腎臓が悪い人、骨粗鬆症の人は注意が必要です。 |
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