HOME>乳製品の種類と栄養成分>牛乳
牛乳の栄養成分と食べ方のアドバイス!
牛乳は完全栄養食品とも言われ、重要な栄養素がバランスよく含まれています。
その中でも、カルシウムは特に豊富に含まれています。
成人の1日の所要量はカルシウムの場合、600mg位です。牛乳にはなんと100g中110mgも含まれているのです。
カルシウムの効能としては、骨を丈夫にしたり、骨粗鬆症の予防、精神の安定、又ボケの予防などに効果を発揮します。
牛乳は成人のみならず、特に成長期の子供には毎日とらせたい食品の一つといえます。
牛乳を選ぶときは、品質保持期限を確認して早めに飲むことが大切です。開封後は最低でも3日以内に飲むようにしましょう。
ちなみに牛乳の殺菌方法は、生乳を120℃〜150℃で数秒殺菌する「超高温殺菌」、70℃前後で殺菌する「高温殺菌」、さらに低い温度で殺菌する「低温殺菌」があります。
殺菌温度が下がるにつれ、殺菌の時間も長くなります。
栄養価はいずれの方法でおこなってもそれほど変化はないといわれます。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
スポンサードリンク
|
◆ワンポイントアドバイス
・食べると良い時期(旬)
周年
・理想的な保存期間の目安(賞味期限)
冷蔵庫で約1週間 |
 |
牛乳の効能とは!
牛乳にはカルシウムが豊富に含まれますが、良質のタンパク質や脂肪、ミネラル類、ビタミン類も豊富にまんべんなく含まれています。
タンパク質のほとんどを占める成分はカゼインと呼ばれます。
これは、カルシウムの吸収を助けますので、豊富に含まれるカルシウムの吸収率がアップしています。
糖質のほとんどを占める乳糖には体内の有害物質を除去する働きがあります。さらに、腸内の善玉菌を増やしますので便秘予防に効果的です。
最近の研究では、牛乳に「ミルクベーシックプロテイン」と呼ばれるタンパク質に骨を作る成分があることが判明しています。
これは、骨粗鬆症の予防に大きな効果を発揮します。 |
スポンサードリンク
|