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ぶりの栄養成分と食べ方のアドバイス!
ぶり(鰤)という魚は成長していくにつれ呼び方が変わる「出世魚」です。
ちなみに呼び方としては、ワカシ、イナダ、ワラサ(ハマチ)、ブリなどと地方によって呼び名に多少の違いはありますが、このように変化していきます。
市場に周年出回っているものはほとんどが養殖物でこちらも今では「はまち」と呼ばれるのが一般的です。
ぶりにもハマチにも、どちらにも良質のタンパク質や脂質が豊富に含まれます。
その含有量としては、タンパク質が全体の約20%、脂質はどちらも100g中に17g以上も含まれています。
さらに、ビタミン類ではビタミンAやB群を初めとして、DやEなどもバランスよく豊富に含まれ、ミネラルでは血合いの部分に鉄分が特に多く含まれています。
ぶり(鰤)の食べ方としては、刺身やブリ大根などの煮物、香味揚げなどの揚げ物など、煮ても焼いても刺身でも親しまれています。さらにアラや頭も汁や煮物で食べますのでほとんど捨てるところは無い魚です。
選び方は、血合いが鮮やかで、切り口がきれいなものを選びましょう。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
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◆ワンポイントアドバイス
・食べると良い時期(旬)
秋〜冬
・理想的な保存期間の目安(賞味期限)
冷蔵庫で2〜3日程度 |
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ぶりの効能とは!
ぶり(鰤)やハマチの脂肪には、同様にEPAやDHAが豊富に含まれているのが特徴です。
その含有量は魚類の中でもトップクラスと言われます。
EPAやDHAは、血中のコレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化などの予防や、中性脂肪を減らす効果、脳細胞を活発にして脳の老化を防ぐ効果などがあります。
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