HOME>脂質・脂肪酸の働きと種類>コレステロール
◇脂質・脂肪酸とは! 油には、眼に見える油(ラード・バター・食用油など)と、眼に見えない油(野菜・穀類・肉類・魚介類・菓子・乳類などに含まれる油)があります。これらを脂質といいます。 脂肪酸は脂質の主な構成成分です。 脂肪酸は約40種類があり、それぞれの脂肪酸がどんな割合で含まれるかで、その油の働きや栄養価が異なります。脂質はあまり良いイメージはないのですが、体には必要不可欠な栄養素です |
コレステロールを多く含む食材は?
コレステロールを多く含んでいる食品とは?
・するめ・生剣先いか・鶏卵や鶏卵黄身・うなぎ蒲焼・・など
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コレステロールの働きとは!?
コレステロールはとかく嫌われていますが、細胞膜や生体膜の構成成分として重要な役割を果たしています。又、神経伝達を正常にする働きもありますので、生命の維持には不可欠な成分です。
コレステロールの必要量としては、1日に1000〜2000mgで、ほとんど肝臓で合成されますが一部は食事から摂取されます。
コレステロールは血液に溶け込んで体内の組織に運ばれます。その後リン脂質とアポタンパク質におおわれて粒子になり血液に入ります。これがリポタンパク質です。
リポタンパク質は4種類に大別されます。
そのうち、LDL(低比重リポタンパク)は増えすぎた場合血液中で血管壁にこびりつき動脈硬化の原因になります。これが「悪玉コレステロール」です。
一方HDL(高比重リポタンパク)は血管にこびりついたコレステロールや余ったコレステロールを肝臓に運ぶ役目をします。そのため血管がきれいになりますので「善玉コレステロール」と呼ばれます。
この、「善玉コレステロール」であるHDLを増やすためには動物性脂肪や高コレステロール食品を減らし、食物繊維やEPA・DHAを含む食品を多くとるようにしましょう。
さらに、貝類をとると含まれるタウリンが肝機能を強化してくれます。海藻に含まれるアルギン酸もコレステロールを消費してくれます。
さらに、高酸化作用が高いβカロテンやビタミンc・ビタミンE・ポリフェノールなどもとると良いでしょう。
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