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オレイン酸の働きとは!?
オレイン酸とは、一価不飽和脂肪酸といい、紅花油やひまわり油・オリーブ油などに多く含まれます。
不飽和脂肪酸というのは、コレステロールを減らす作用がありますが、同時に酸化しやすいという欠点もあります。酸化した場合は細胞内のDNAを傷つけるので、がんの原因になります。
しかしこの、オレイン酸は優れた脂肪酸で酸化することでできる「過酸化脂質」を作りにくい性質をもっています。特にオリーブオイルは酸化に対する高い安定性をもっており、がんを抑制する効果が大きいとされます。
オレイン酸は豚や牛などの脂にも含まれていますが、同時に飽和脂肪酸も多く含まれますので、とりすぎると逆効果です。
パルトミオレイン酸というオレイン酸があります。
このパルトミオレイン酸は脳内血管に入り込める希少な脂肪酸で、血管を丈夫にしますが中年を過ぎると急激に減ります。うなぎや本マグロのトロ、ぶり、マカデミアナッツに多く含まれます。 |
オレイン酸を多く含む食材は?
オレイン酸を多く含んでいる食品とは?
・煎りへーゼルナッツ・マカデミアナッツ・煎りアーモンド・煎りピスタチオ・落花生・・・など
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◇脂質・脂肪酸とは! 油には、眼に見える油(ラード・バター・食用油など)と、眼に見えない油(野菜・穀類・肉類・魚介類・菓子・乳類などに含まれる油)があります。これらを脂質といいます。 脂肪酸は脂質の主な構成成分です。 脂肪酸は約40種類があり、それぞれの脂肪酸がどんな割合で含まれるかで、その油の働きや栄養価が異なります。脂質はあまり良いイメージはないのですが、体には必要不可欠な栄養素です |
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