HOME>脂質・脂肪酸の働きと種類>γ-リノレン酸
◇脂質・脂肪酸とは! 油には、眼に見える油(ラード・バター・食用油など)と、眼に見えない油(野菜・穀類・肉類・魚介類・菓子・乳類などに含まれる油)があります。これらを脂質といいます。 脂肪酸は脂質の主な構成成分です。 脂肪酸は約40種類があり、それぞれの脂肪酸がどんな割合で含まれるかで、その油の働きや栄養価が異なります。脂質はあまり良いイメージはないのですが、体には必要不可欠な栄養素です |
γ-リノレン酸を多く含む食材は?
γ-リノレン酸を多く含んでいる食品とは?
・干しまこんぶ・刻みこんぶ・湯通しわかめ・・など
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γ-リノレン酸の働きとは!?
γ-リノレン酸は、リノール酸を含む食品を摂取すると体内で合成されます。その後、さらにジ・ホモ・γ-リノレン酸になり、アラキドン酸に変換されます。
ジ・ホモ・γ-リノレン酸は、生体調節ホルモンの原料になる重要な成分で、細胞膜の構成成分にもなり細胞を活性化します。
さらに、血圧や血糖値を調整して高血圧や糖尿病を予防したり、血流をよくして動脈硬化や心筋梗塞の予防、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎にも効果を発揮します。γ-リノレン酸が十分に合成されないと、このような体の機能が正常に働きませんから注意が必要です。
γ-リノレン酸が不足する人とは、食生活の不規則の人、ストレスの多い人、アルコールや動物性脂肪を多く摂取してる人、高齢者、乳児などです。 |
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