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にんじんの栄養成分と食べ方のアドバイス!
にんじんに含まれている栄養素として特出しているものはβカロテンです。
それは、皮付きで100gあたり9100μgと、野菜の中では2番目に多い含有量です。
しかもこのβカロテンは皮に多く含まれています
スーパーのにんじんをみると葉が無い状態で売られているのが一般的ですが、実はこの葉にもビタミンやミネラルが含まれているのです。
このように、にんじんを食べる場合は、皮や葉も利用するのが理想的と言えるでしょう。
にんじんの食べ方としては、炒め物などが良いと思います。これは、生で食べるより油とともにとると吸収率が格段に上がるからです。ちなみに、生では10%程度ですが油とでは60%以上です。
もし、生でにんじんを食べる場合は、酢やレモンを加えましょう。
にんじんは生で他の野菜と混ぜた場合、その野菜のビタミンCを壊す酵素(アスコルビナーゼ)がふくまれてるからです。しかし、酢やレモンを加えることによりその酵素の働きは抑えられます。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
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◆ワンポイントアドバイス
・食べると良い時期(旬)
冬
・理想的な保存方法
新聞紙にくるみポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てる。
・理想的な保存期間の目安(賞味期限)
冷蔵庫で約2週間 |
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にんじんの効能とは!
にんじんに含まれている栄養素として特出しているものはβカロテンです。
βカロテンは、体内に入るとビタミンAに変わります。小さいにんじんを1本食べると、1日のビタミンA所要量を十分に満たします。
しかも、ただ変わるだけではなく必要な量だけ変わるのです。もし多くにとってしまった場合は、余分なものは尿となり排出されますので過剰摂取の心配もありません。
βカロテン・ビタミンAの効能としては抗がん作用があげられます。
特にβカロテンは、強力な活性酸素除去効果があるカテロイドの仲間です。
この活性酸素を除去効果は、老化や生活習慣病、がんなどの予防に大きな力を発揮します。
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